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先輩スタッフの声

高校の短期アルバイトから始まった縁は、早くも20年を超えます。
経験で身に付いた技術は、一生モノの財産です。

2000年入社 製缶の溶接作業担当 T.M

20年経っても、まだまだ勉強する事があります

成和工業との縁は、高校生時代に短期アルバイトで仕事をした事にさかのぼります。その後、別の仕事をしていたのですが、結婚を機に溶接や製缶工という今の仕事に就きました。
ものづくりは職人仕事のようなところがあるので、この仕事をするようになって自分の中に「ものづくり脳」のようなものが存在したんだと実感するようになりました。元々こういう作業が向いていたんでしょうね。そんな職人気質を強く感じるのは、難しい図面を自分の技術で加工して見事それが形になったときです。自分でなければできなかったかも、と思うと自信にもなります。
今は後輩に仕事を教える立場でもあるので、こういう気持ちや喜びも含めてしっかり伝えていきたいと思っています。しかしその反面、私自身もまだまだ勉強する事が多いと感じます。幸い社内には生きたお手本のようなベテランがいるので、こういうプロ中のプロから盗めるものはどんどん盗んで自分自身も精進していきたいです。

経験から得られたものは、一生自分を助けてくれる財産

ちょっと変な言い方になりますが、いろんな人の集合体の様に思えます。これはうちの会社の面白さなので、この多様性を生かして活発な会社、何か面白い事が起きそうな会社にしていきたいという思いがあります。この事は、これから入社してくる次の世代の人逹にも共有して欲しい事でもあります。
若い方について思うのは、昔と比べると心が折れやすいというんでしょうか、メンタル面が弱い人が多くなった気がします。会社としてもそんな時代に合わせた人材育成をしていますが、もっと活動的な感じの人がいてもいいのかなと思います。
この仕事は、一にも二にも経験です。最初はゼロからのスタート、いいじゃないですか。経験を積んで自分の身に付いたものは、自分を一生にわたって助けてくれる財産です。今はネットがある時代なので、自分なりに勉強しようと思えばいくらでもできる時代です。そんな恵まれた環境を生かして積極的にやっていけば、もっともっと仕事が面白い事になると思いますよ。

居酒屋での客商売から、ものづくりの仕事へ。
全くの初心者から始めても大丈夫なのは、私が証明します。

2018年入社 金属加工作業担当 N.N

全くの未経験から始めて今では自信を持てるようになりました

今でこそ旋盤加工といって金属材料と向き合う仕事をしていますが、元々は長らく飲食業の世界で働いていました。居酒屋で人相手の客商売をしていた私が、今では機械と材料を相手にしているのですから、全く違う世界への転身でした。
あまりにも異なる職種でしたが、縁あって今の仕事をやってみてその面白さを感じられるようになりました。もちろん最初はわからない事の連続で、道具ひとつにしても何も知らない状態でした。職場には「旋盤のおっちゃん」と呼ばれる大師匠がおられ、その人から細かく教えてもらえた事で今の自分があると思います。さすがに自分には向いていないかなと思った時期もあったのですが、今では自信を持てる部分も出てきました。何事もやってみないとわからないですね。
まだまだ始めたばかりの初心者ですが、今後はもっと楽しく、余裕をもって仕事ができるようになっていきたいです。大師匠が身近にいるので、同じ仕事を始めた人と比べても恵まれた環境にいると思います。それを大いに生かしてプロになっていくのが当面の目標です。

ものづくりとのかかわりがない人にこそ知ってほしい面白さ

居酒屋での客商売は、サービスという形のないものを売る仕事でした。それが今では形のあるものをつくっています。これは自分の中では大きな違いで、最初は「こんなものが果たして自分にできるのか」と思っていたものが、今ではできるようになっています。それが形になって見えるのは、新しい感動でした。納得いくものに仕上がったときには喜びを感じるので、私も立派なものづくり人間になった気がします。
元々人付き合いが好きで客商売をしていたわけですが、それもあってか社内に嫌だなと感じる人が一人もいません。人間関係がうまくいかないと辞める理由になってしまう人は多いと思うので、この事はとても恵まれていると思います。成和工業の社風が合っているのかな、とも感じています。
職人の技、みたいなイメージのある仕事なので、初心者の方は難しく感じてしまうのではないかと思います。そんな事を気にする必要は全くありません。その事は私を見てもらえれば納得できると思います。皆が助け合ってくれる会社なので、そんな「人のよさ」が実感できるのではないでしょうか。
ものづくりとのかかわりが全くなかった人にこそ、この面白さを知ってもらいたいですね。

やってみると奥の深い、ベンディング作業。
頑張っただけ自信と誇りを持てるのがこの仕事の魅力です。

2007年入社 ベンディング作業担当 T.T

きわめると奥の深い、職人仕事の世界

ベンディングといって、金属の曲げ加工を中心に製造の仕事をしています。これは実に奥の深い作業でして、技をきわめようと頑張ってきたら10年を超えていました。材料を同じ角度に曲げるのであっても、曲げのノウハウを駆使して目標の角度にすると仕上がりがよくなるといったように完全に職人仕事の世界ですが、こういうところに面白さを感じます。
元々何かをつくるのが好きで、「ガンプラ」をつくったり、クルマやバイクをいじったりもしてきましたが、これがもの作りを長く続けて来られた原点かなと実感します。
協力会社さんにはそれぞれこの道のプロの人逹がいるので、そんな人逹に「よくできている」と褒められたときは喜びを感じますし、自信にもつながります。頑張ったらそれだけ身に付くものがあるので、ものづくりはとてもフェアな世界だとも思います。自分より技術が上の人を見ると、その仕事ぶりがカッコよく見えますしね。

実は皆でワイワイやっている楽しい会社です

職人の世界といった言葉を使うと、黙々と腕を磨いている人逹しかいない職場を想像されるかもしれませんが、実際はその逆です。もちろん仕事なのでやるときは真剣にやるのが基本ですが、お互いに声をかけ合い言いながら仕事をしている「面白い会社」です。大阪の会社らしく会話にツッコミを入れてくる人も多いですし、自分はその中でムードメーカーになるような立ち位置です。なので、入社したばかりで話し相手がいない方は是非私にどんどん話しかけてください。
こうしたざっくばらんな社風を成和工業の魅力ですし、多くの社員さんも同じ事を感じていると思います。
仕事をする第一の目的は経済的な側面が大きいと思いますが、自分がつくったものがだれもが知っているような大手企業に納入されていき、そこで活躍しているというプライスレスな充実感を持つ事ができるのも、この仕事の魅力です。社会の役に立っている事を実感できる事は仕事以外ではそうある事ではないと思うので、実際にやってみると私の言っている事がわかってもらえると思います。